食物、蜂刺されによる急性アレルギーにそなえる

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専門医が動画で解説学校における食物アレルギー対応

2012年の学校給食におけるアナフィラキシー死亡事故を受けて、文部科学省では、学校で管理を求めるアレルギー児童・生徒に対しての方向性を打ち出しました。
学校での対応は、「ガイドライン」にもとづき、医師の適切な診断による学校生活管理指導表の提出を必須として、それにもとづくことを徹底すること。
そのためには、管理職を中心に校内体制を整え、一定の方針を定めることや、特定の職員に任せず、校内委員会を設けて組織的に対応することなどが必要であるとしております。
このような方針の下、現在学校現場では、急速に食物アレルギーおよびアナフィラキシー対応が進歩している状況があります。
こういった状況に患者さん方も合わせていく必要があります。

学校における食物アレルギー対応のはじめの一歩としては、学校側が正しい対応を身につけるということも大事ですが、それよりも大事なことは、患者さん方が正しい診断を受けて、学校に対する負担を最小限にするということであります。
そのためにも、学校生活管理指導表を用いて、医師の診断にもとづいて、学校における食物アレルギー対応を進めていただくということが大事になるわけであります。

現在、学校給食において求められていることは、給食の安全性が第一でありまして、これまでのように、栄養であるとか、見た目であるとか、というところが大事ではありません。

今後の給食対応の基本は学校生活管理指導表にもとづく医師の診断がひとつ、また、安全性を最重視した給食対応として、除去食対応が進められます。
学校給食の現場において、その作業が煩雑になることによって、事故のリスクが上がることを減らすためであります。
しかもこの除去食は、2極化対応が中心となっていきます。
現在、除去食対応というと、例えば、牛乳であると、完全除去している牛乳アレルギーの患者さんもいらっしゃれば、乳の加工食品までは食べているような患者さんもいれば、また、牛乳200ccだけ飲まないというような患者さん方、さまざまいらっしゃいますが、今後は牛乳アレルギーがあれば、その飲める飲めないのレベルに関係なく、すべての患者さんは給食では完全除去対応するというようなことが進められて参ります。
これが実践されることによって、現場の対応が最小限になり、安全性が向上するということを目的としています。
このため、患者さん方はぜひ、就学前までに必要最小限の除去を達成するために、この食物負荷試験を積極的に受けていただくことが期待されています。

患者さん方は入園、もしくは就学前に確認したいこととしては、保育所・もしくは幼稚園の場合は、アレルギー対応してくれて、かつその体制が整っているかどうかを確認してください。
また学校においても共通した項目としては、保育所・幼稚園・学校側がしっかりと医師の診断を求めてくること、そして、現場の先生方が正しいアレルギー情報を持って対応してくれること、そして、必ず事前の面談を行ってくれること、そして、面談の中などで、事故時の対応手順などを話してくれることなど、こうしたことを介して、保育所・幼稚園・学校側が正しい認識を持って、お子さんを預かってくれることを確認しつつ預けていってあげられるようにするといいでしょう。

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