監修

昭和医科大学 医学部 小児科学講座  
教授 今井 孝成 先生

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アナフィラキシーはアレルギーが原因で起こる重篤な全身性の過敏反応で、 通常は急速(数分~数時間で)に発現し、生命に危機を与えることもあります。
じんましんや皮膚の赤み、かゆみなどの皮膚症状、息ができなくなる、 声が出なくなるなどの気道・呼吸器症状、意識を失う、血圧が低下するなどの循環器症状などが複数同時にみられます1)

きっかけは?

アレルゲン〔アレルギー症状を誘発する原因物質(食物や薬物、昆虫毒など)〕に触れる、あるいは食べたり吸い込んだりすることで引き起こされます。

血圧が低下/意識がない

どこにあらわれるの?

さまざまな臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など)にあらわれます。

日本における
アナフィラキシーによる死亡者数

厚生労働省の人口動態統計の集計によると、日本におけるアナフィラキシーによる年間死亡者数は2022年に79名にのぼりました。

西暦(年)
年間死亡者数
ハチ毒関係
食物
薬物
血清
詳細不明
西暦(年) 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022
年間死亡者数(人) 55 69 50 51 62 54 55 79
ハチ毒関係 23 19 13 12 11 13 15 20
食物 0 2 4 0 1 2 0 1
薬物 23 29 24 10 10 8 12 17
血清 1 0 0 1 0 0 0 0
詳細不明 8 19 9 18 40 31 28 41

方法:厚生労働省人口動態統計(2015年~2022年)
「死亡数、性・死因(死因基本分類別)」より作表

参考文献

  • 日本アレルギー学会. アナフィラキシーガイドライン 2022. 2022

本サイトに掲載された健康情報は啓発を目的としたものであり医師等のヘルスケアプロバイダーに対する相談に取って代わるものではありません。
患者さんの治療に関しては、個々の特性を考慮し医師等のヘルスケアプロバイダーと相談の上決定すべきものです。

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