検査と治療
監修
昭和医科大学 医学部 小児科学講座
教授 今井 孝成 先生
アレルギーがあるかどうかは検査で調べることができます。アレルギーがある場合やアナフィラキシーのリスクがある場合は、自己投与可能なアドレナリン製剤(アナフィラキシー補助治療剤)を携帯すると安心です。
必要に応じて、血液検査や食物経口負荷試験などでアレルゲンを特定します。
血液の中にアレルギー反応を引き起こすIgE抗体が、どの食物に対してどれくらいあるかを調べます。ただし、この血液検査結果だけで食物アレルギーが診断できるものではありません。
皮膚にアレルゲン液を少量垂らし、その上からプリック針と呼ばれる専用の針で軽く刺します。15~20分後、皮膚に出た
赤みや腫れの度合いから、アレルゲンを判定します。
アトピー性皮膚炎の関与する食物アレルギーや消化器症状が主な症状のタイプの食物アレルギーが疑われる場合に行われます。アレルゲンと推測される食物を、1~2週間完全に食べないようにして(完全除去)、主に湿疹や胃腸症状などの症状が
おさまるかどうかを確認します。
アレルゲンと疑われる食物を、一定量を食べてみて、症状が出るかどうかを調べます。
アレルゲンの特定や安全摂取可能量(アレルギーを起こさずに安全に摂取できる食物の量)の決定、耐性獲得(食べられるようになる)の判断、アナフィラキシーリスクの評価が可能です。
負荷試験では、アレルギー症状やアナフィラキシーが起こることがあるので、専門の医療機関で実施されています。
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ハチ毒アレルギーの検査では、血液検査を用います。また、皮膚テストを行う場合もあります。
血液の中にアレルギー反応を引き起こす IgE 抗体が、ハチ毒に対してどれくらいあるかを調べます。
ただし、ハチに刺された直後の検査では正しい結果が得られないため、刺されてから数週間後に検査を実施します。
なお、この血液検査結果だけで
ハチ毒アレルギーが診断できるものではありません。
皮膚にアレルゲン液を少量垂らし、その上からプリック針と呼ばれる専用の針で軽く刺します。15~20分後、皮膚に出た赤みや腫れの度合いから、アレルゲンを判定します。
薄めたハチ毒を、皮膚表層に注射します。15~20分後にその反応の大きさを計測して、陽性か陰性かを判定します。
参考文献
本サイトに掲載された健康情報は啓発を目的としたものであり医師等のヘルスケアプロバイダーに対する相談に取って代わるものではありません。
患者さんの治療に関しては、個々の特性を考慮し医師等のヘルスケアプロバイダーと相談の上決定すべきものです。