そば|代表的な食物アレルゲン|食物アレルギー|原因別アナフィラキシー|アナフィラキシーってなあに.jp|ヴィアトリス製薬合同会社
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そばは麺として主食される他、そば粉を使った多くの食品があり、日本人には馴染み深い食品です。
そばアレルギーの多くは幼児期に発症し、アナフィラキシーなどの重篤な症状を引き起こすことが多い1)ことが古くから知られています。
一方で、
食物アレルギー患者全体からみると、その割合は少なく、1.1%2)にとどまっています。

食事指導3)

診断が確定したら、そばを除去します。そばのタンパク質は水に溶けるので、うどんとそばを同じ釜でゆでると、ゆでたお湯を介してうどんにそばが混入する可能性があり、重篤なそばアレルギーであると発症する場合があります。また、飛散したそば粉末を吸い込むことでアレルギー症状が出る場合もあります。重篤なそばアレルギー患者さんはそばを提供している
飲食店を避ける4)など、外食時に注意が必要です。

※他の食材と同じ調理器具を使う、あるいは、工場の製造ラインが共通であることでアレルゲン食材が混入することがあります。これをコンタミネーションといいます。

アレルギー表示3)

そばは特定原材料であり、表示義務があるため、容器包装された加工食品では原材料表示で確認することができます。
麺だけでなく、ガレットやそばぼうろ、まんじゅうなどの菓子類、調味料等にそば粉が含まれていることがあるため、原材料表示を必ず確認しましょう。

参考文献

  • 日本小児アレルギー学会. 食物アレルギー診療ガイド
    ライン2021. 第12-8章. 2021
  • 消費者庁. 食物アレルギーに関連する食品表示に関する
    調査研究事業報告書. 2024
  • 日本小児アレルギー学会. 食物アレルギービジュアル
    ブック2023. p.41. 2023
  • 厚生労働科学研究班. 食物アレルギーの栄養食事指導の
    手引き2022. p31. 2022

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患者さんの治療に関しては、個々の特性を考慮し医師等のヘルスケアプロバイダーと相談の上決定すべきものです。

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